はじめての [海のそば暮し] Beautiful Coastal Life
茅ヶ崎市 川﨑尚也、良枝さんご家族
外資系IT企業で重責を担う立場にある川﨑さんは、東京生まれで東京育ち。31歳の時に会社の転勤で宮崎県で2年間を過ごした。サーフィンを楽しみ、宮崎での生活が人生観を変えたそう。温暖な気候で物価も安く国内でもトップクラスの暮らしやすい街といわれているが、川崎さんは「都会はなんでもあって不自由なく生活できるけれど、そうでなくても人生は楽しめる」ことをここで知ったとおっしゃいます。
その後、宮崎を離れてから東京に戻らず直接茅ヶ崎に移住。ご主人がしばらくひとりで過ごしてから、今から6年前にご結婚された。
「周りに学生の頃からのサーフィン仲間が6人くらい住んでいたこともあって」茅ヶ崎に移住を決めた。
横浜生まれの都会的な印象の奥様も「茅ヶ崎暮し」にとくに抵抗感はなかった。
「こんなに海が近い生活をしたことがなかったので新鮮でした。結婚してその後の子どもがいる生活を考えたら茅ヶ崎はしっくりきました。物価も安いし、海が醸し出すのか、近隣の方も町内会のコミュニテイーもとてもフレンドリーですよ。徒歩圏内にも素敵なお店もあるし、湘南祭、花火大会やアロハ祭りなど楽しんでいます。自分が自分らしくいられるこの生活が快適です」と。いまではランニングにも取り組んでいて、海岸沿いコースの湘南マラソンが当面の目標だそう。
ご主人の勤務地は川崎。通勤は7時過ぎの電車に乗る。帰宅は遅くなるけれど週末はオフタイムを楽しむ。最近ではフレックスタイムなどあるので、今の生活サイクルはまったく苦にならない。
「夏になると南風が吹きますが、電車を降りて潮の香りがすると吹いてホッとします。オフに切り替わります(笑)。湘南に移住して? 小さな達成感がありますね」と顎をさする川﨑さんです。