千葉県勝浦市Y様邸 北欧の想いでとガーレージハウス
バイクで海岸線を走ります。信号が少ないから北海道みたいに快適です.
横浜市にお住いのY様からバイザシービルダーズ倶楽部に移住のお問合せをいただいたのはコロナ感染拡大の前のこと。2度のスウェーデン駐在生活から日本に戻り横浜に居を構えたけれど、同時にすこし先のセミリタイヤ生活も想定されていました。理想とされていたのは自然が残る高台で海が見える広い土地。第一希望は三浦半島だった。
しかしコロナ感染拡大や緊急事態宣言とともに日本中でリモートワークが浸透しネット上の候補だった物件がみるみる売れていくのがわかった。バイクが好きで小田原や房総方面にもツーリングする生活を考え、視点を房総半島に移してみることに。
夏のはじめに見学したのは御宿町から勝浦エリアの高台の開発地。美しい芝生と輸入住宅がつくり出す町並みは海外リゾートのよう。東京はもとよりアクアラインを利用した横浜からの移住者もかなり多くなっていました。湘南方面がキラキラ輝く賑やかな海の感覚なら外房暮らしはダイナミックな海外テイストかもしれません。北欧生活が長かったY様にはむしろこちらの方がフィットするのかもしれません。
くだんのとおり通信大手企業の海外勤務でスウェーデンで12年間過ごしてきたY様。北欧の生活は冬が長く暗くて寒いから家の中で快適に過ごすスタイルで春を楽しみに待つのだと話します。華やかで明るい色彩を取り入れるのもこうした北欧の生活スタイルがあるから。住宅も大きな屋根と断熱を高めるための小さな窓も北欧スタイルだそう。
昼が短く人々は太陽の光を少しでも長く浴びていたいから、日本でも家を建てるなら南向きで大きな窓を想定していた。つるおか工務店の輸入住宅は窓が大きく数も多く室内が明るいことも採用の決め手になったと話します。
室内はツーバイフォー工法のダイナミックな大空間にリビング&ダイニングと居室。勾配天井に包み込まれるようなロフト様式の2階建て。スウェーデン暮らしを振り返るように随所に置かれた明るい色使いの北欧オブジェの数々。
ガレージに置かれた2台のバイク。その奥には外房移住の満足感が味わえるワークスペースがある。週3、4日のテレワークが基本で勝浦を拠点として横浜や東京に出向くこともある新たな生活スタイル。
「時間があればバイクで海岸線を走ります。信号が少ないから北海道みたいに快適ですよ」とガレージライフを満喫している様子。
Y様はすでに二人のお子様は成人してご夫婦おふたりの生活。勝浦を拠点にした横浜とのデュアルライフは、バイク好きの方にはきっと羨望のライフスタイルなのだろう。