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【佐藤ルミナさん】Special Interview ONとOFFをスイッチする人 総合格闘家 佐藤ルミナさん

  • Posted on 2021年11月19日2025年2月27日
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撮影◎A山本倫子
取材◎藤原靖久
取材協力◎日本修斗協会公認オフィシャルジム「roots」http://www.rootsgym.com/

総合格闘技(修斗、柔術、MMA)で一世を風靡した総合格闘家佐藤ルミナさん。
現役引退後は修斗競技のスポーツとしての認知拡大のため、生まれ育った小田原から都心や地方を駆け回る多忙な日々を過ごされています。
地元小田原では、自然の中でサーフィンを楽しみ、カリスマ的な存在からは想像もできないほど、リラックスしたオフの時間を過ごされていました。

修斗

 子供の頃は小田原の駅前の城山地区で育って、動物園があってその周りを庭のように遊ぶ日々でした。高校生までを過ごして、大学から東京です。2005年にこのジムを作ったのですが、まだ現役でしたので、東京に住みながら小田原に通う生活でした。その後息子が生まれてからは完全に小田原に戻りました。

 子供の頃はサッカー少年でした。一方で父がウインドサーフィンやカヤックが好きな人だったのでアウトドアを中心に遊んでいました。男ですから格闘技は好きでしたが、どの競技を見ても物足りなくて、格闘技というジャンルは全部やりたかった。そこで修斗を知って、こんな素晴らしいスポーツがあること、これは世界的にも広げたい、僕はこれで食っていくんだと決めていました。この面白いカルチャーをみんなに伝えたいと思っていましたね。

 今僕がはまっているスタンドアップパドルとかフォイルサーフィンもそれに近いものを感じていて夢中になっていますが、総合格闘技も、そうした新しいエクストリームなカルチャーだったのです。でも根本が自分が強くなることだけを目的としていなかったので、その辺は普通の人とは入口が違っていたのかもしれません。

 そしてそれが世に広まってくると、自分自身が強くなることよりも競技を定着させることに熱を持って今、活動しています。修斗や総合格闘技、MMAってどういうスポーツ? と聞かれることがあります。競技自体が柔道やボクシングと同じように小学生からおじいちゃんまでみんなが理解できるわけでなく、スポーツニュースにも新聞にも出ないから、広くスポーツとして認知してもらうことに情熱をかけています。

 かつて僕が雑誌などで多く取り上げられたこともありましたが、単純に修斗が自分の好きなカルチャーだったというだけなのです。かっこ悪いよりかっこいい方がいいし、勝つんだったら、かっこよく勝ちたい。見てて面白い試合をしたい。だからバクチを打って負けちゃったこともあるのですが(笑)、それはそれで強く印象に残ったので、普及定着させることにはプラスになったのではないでしょうか。そこには全然後悔はないですね。

 総合格闘技は世界的にも日本でも人口が増えているし、ジムも増えていて良い傾向です。修斗協会のオフィシャルジムだけでも100を超えてきています。ここ10年くらいで爆発的に増えていて、僕はその変わりゆく時代を目の当たりにしているので嬉しいことですが、まだスポーツとして認知が十分にされていないと思っています。ジムに関しても一回体験さえして貰えたら皆さん入会するのですが、初めての人には入りづらく、「興味はあるけどもっと若かったらなあ」とか「痛いのは嫌だよ」といった壁があるのです。だから「全然平気なんだよ」という説得作業を頑張っています。

サーフィン

 東京では都心に住んでいたので、自然も少ないし、海にもすぐに行けないから僕は子供を育てる環境ではないなと考えていて、子供ができたら小田原に戻ることを考えていました。小田原はデパートもショッピングセンターもあって何一つ困らない。ほどよく田舎でほどよく都会です。海、山、川、湖がすぐそばにある。鉄道も5路線あり、車も高速道路が充実していていいじつはとても場所なんですよ。箱根も近いし伊豆にも行ける。一般的には意外に遠くに思われるのです。

 サーフィンは20歳くらいから始めて、プロサーファーの牛越峰統さんに出会ってから再開しましたが、当時はまだ現役でやっていたので5年前にプロを引退してから本格的に、時間さえあれば海に行っています。日本は幾つかの競技を経験することに少し閉鎖的な面もありますが、そこはハワイアン的な寛容なスタイルでサーフィン全般、ロングボードもショートボード、もSUPも格闘技と同じように波乗りを総合的にやっています。みんなが波に応じて楽しむ、そんなスタイルに変わればいいなと思います。

小田原

 東京には週に2回は行くし、週末は大会で地方にも行きます。その間の平日は朝は海に行ってからジムに来て指導して、夜仕事のない日は家族と過ごす、そんなサイクルです。サーフィンとジムと修斗の普及活動、修斗協会の仕事が中心ですね。ジムはようやく若い子も増えてきたかなと思います。僕の現役時代を知っている世代ではない子も増えてきました。

 近い将来も今のこのスタイルを続けて、もっとサーフィンをしたいし、ジムの会員さんにも僕が経験してきたことを感じてもらいたいと思っています。小田原周辺の方にも、サーフィンと格闘技の両方ができる環境にあるのですから、

 SURF&FIGHTで人生を楽しんでほしいなと思っています。このジムでも毎年夏には吉浜海岸で海の家を貸し切って海遊びをしています。ここでしかできないこともやっていきたいなと思います。

 小田原の良さは大人になってから改めて感じていますが、時間というのはとても大切なので、電車に乗った瞬間に切り替えて東京でしっかり仕事をして、パッと戻ってきてリラックスする、そういうスタイルがすごくいいなと思います。

 小田原にはほどよく全てがあります。総合格闘技みたいに、いろんなものをチョイスできる総合力のあるところだと思いますね。

プロフィール◎1973年小田原市生まれ。総合格闘家。

元修斗環太平洋フェザー級王者。1994年11月にプロデビュー後、修斗のカリスマ、四天王の一人とされる。2005年から小田原市内で総合格闘技(修斗、柔術、MMA)が学べる日本修斗協会公認オフィシャルジム「roots」を主催している。また、「おしゃれな格闘家」の元祖であり、数々のファッション誌にモデルとして登場。格闘技のプラスイメージに一役買った。趣味はスノーボード、スケボー、サーフィンから写真まで多岐に広がるが、近年ではカテゴリーにとらわれない総合的な波乗りを中心としたライフスタイルを送っている。
ご家族は元モデルでフェルト作家の奥様natsuさんとご子息の3人、2匹の愛犬Chuck&Harryと暮らす。

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