新型コロナ感染のニュースが止むことのない日々に、テレワークや自宅でのオンラインなど、私たちの生活は一変しました。
今注目のキーワードはが脱都会」。
都会のオフィスにいなくても、オンラインで仕事ができるなら、自然のある広い場所で暮らそう。
そんな「プチ移住」が本格化しています。編集部のおすすめはズバリ! 小田原です。
実際にはイメージからくる距離感もなく、自然に恵まれているから子育てにも最適な環境。交通や町の機能もしっかりとしているし治安もいい。
最近の特徴はシニア層の移住だけでなく、若い子育て世代の移住が増えていることなんです。小田原移住、すでにトレンドです。
オーストラリア出身のアンドリューフィリップさんと妻のことみさんは1999年にオーストラリアで出会いました。結婚してから2008年まではオーストラリアで暮らしていましたが、その後日本に移住することを決意し、奥様の実家平塚に帰国しました。
ご主人はホテル関係でお仕事されるため、伊豆高原で6年ほど暮らしました。ただ日常生活の不便さやちょっとスローなライフスタイルから脱却するために小田原移住を決断したそうです。
子供を通わせたい小学校の通学圏内に限定した厳しい条件もクリアして、2017年、近年小田原でも人気の高い海側の住宅地にマイホームが完成しました。念願の「小田原移住」が実現したわけです。
「小田原はまず人がいいですね。子供の学校やサッカーを通じてすぐにたくさんの知り合いができました。山と海が近くて暮らしやすところですよ」
西湘の中心地でもあり、城下町だった小田原には、今でも古い屋敷や蔵が点在しています。かつては老後を穏やかな街で暮らそうというシニア層に人気だった小田原ですが、次第に若いファミリー層が移住して世代交代が進んでいるようです。