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海近暮らしのはじめかた〜焚火の達人・寒川一さん

  • Posted on 2020年8月3日2020年8月6日
  • 1 minute read
  • BYTHESEA.online編集部
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三浦半島で建物も跡形も残さない海辺のカフェがあるという、それがまるで都市伝説のように語られている「焚火カフェ」。焚火をしてただじっと過ごすという「サボリ」の装置を仕掛けているのが、焚火の達人、寒川一さんです。

地球上のすべての人類は、「火」を起こして生活しながら、火を見て安らぎを覚え、安寧を願って子孫をつないできましたが、いま私たちの生活の中で直火に触れることは、ほぼなくなりました。砂浜で揺らめく炎は、わたしたちになにかを伝えようとしているようです。

日常を大切に、焚き火はうまく「サボる」のための装置です。

中学生頃からアウトドアの遊びが好きになり、いまから16-7年くらい前、まだ東京・中野に住んでいた頃、焚火はおもに焚火台というものを使わなければならないのだと知り、新宿のアウトドアショップで購入したんです。それを持って焚火をしようと、中野や新宿の公園をかなりうろうろしたけれど(当然ながら)どこも禁じられていました。それで少し熱が冷めたのですが、その後、衝動的に三浦半島の秋谷で中古の家を買ったのです。理由はいくつかあったのですが、一番はここで焚火が禁じられていなかったことだったのです。ですから新宿で購入した焚火台に初めて火を入れたのもその三浦の海岸だったのです。

2年間くらい、秋谷の家には東京から行き来していたのですが、ほどなくその家に引っ越していくことになるのですが、それをきっかけにカヤックとか都内で封印していた遊びをここですべて解放したのです。同時に久留和海岸の家から都心に通うという仕事を全部やめてしまいました。それで始めたのが3knot(サンノット)というアウトドアショップです。3knotとは大好きなカヤックのスピードです。お店のコンセプトは「サボリ」でした。海も山もある環境を、都心からもすぐ行ける「サボリ」の場所としたのです。

僕の中では「サボリ」とは、「非日常」であり、静と動の「静」。じっとしていた方が自然を感じられることもあるわけです。動かずしていかに自然を感じるか、がコンセプトでした。それが焚火であったし、ハンモック、そして「裏山に行く」ことなど。そういうことをツアーに盛り込んでいました。「ハンモックトリップ=ハンモックを張る場所さがし」「サンダルアドベンチャー=サンダルを履いて裏山を探索する」とか。日常の延長上で楽しめるアウトドアを提唱したかったのです。結果、そのお店は5年ほどで締めることになったのですが(笑)。

火は人の命も奪うし、人の命を助けるもの

「焚火カフェ」は2006年の葉山芸術祭に参加しました。焚火をする2時間ほどのために、何も建てないし何も残さないあり様が我ながら素敵だなと(笑)。それが僕のアウトドア感でもあるのですが、気がつけばもう13-14年くらいに経つんですね。

その間には2011年東日本大震災があって、多くの人々の価値観が反転し、「サボリ」とかアウトドアを楽しむという言葉を発すること自体が難しいことでした。しかし冷静にみると、じつは震災を通して焚火のニーズは高まったように思います。極寒の中で家が完全に崩壊してしまいライフラインを失くしたかたや、反面焚火の周りに人が集まって命が救われたという人たちもたくさんいました。

火の持つ両面性、火は人の命も奪うし、人の命を助けるもの。人にとって大切な要素です。人間は暮らしの中で、火を起こして飯を炊きお湯を沸かしてきました。この50年くらいで利便性を追求する方向に向かっていき、蒸気機関車や内燃機関、ジェット機が生まれて生活が大きく変わってきたのですが、それも2011年に終止符を打った気がします。一度是正すべきだという無情感でした。

でも僕の中で残ったものは「火」だったのです。それは僕の使命でもあろうと勝手に思うようになったのです。自分には定年退職はないと思っています。今回のイベントは「火を焚かずして火を消さない」という作業なので、僕の中では次のステージだなと思っています。(笑)

根っこから自分をリセットできるのは火の力

この10数年、火を求めている人が明らかに増えていると思います。ニュースでは人の精神が病んでいる事件が多くなっている中で、かたや火を求めている人が増えている。普遍的なものを求めているのかなと思います。

火は人が初めて手に入れたツールだし、何万年も前から移ろわない。政治や経済、宗教の力も超越した自然の力ですから、人は抗うことができない。そんな大げさなことを考えて焚火をやっているわけじゃないのですが、焚火を求めてくる人たちと接していると、どんどんそんな気持ちになってくるのです。詮索することはないですが、会話の中からわかるのは看護婦さんとか普段しんどいお仕事をされているかたが多いようですね。表層的に映画を観にいくとか美味しいものを食べにいくといったことではなく、根っこの部分から自分をリセットしてしまうのは火の力かもしれないですね。

海辺って津波だけでなく、そもそも危険な場所ですよね。毎年夏の海水浴シーズンで人が亡くなくなりますが、それでも人はこぞって海に向かう。それも人の習性でしょうが、海辺は一番心が穏やかになれる場所なんだろうなと思います。湘南は東京から近い海辺ということなんだと思います。会社をサボって海へ行くなら湘南だろうと。日常と非日常の入り口がここにある、その魅力というのは永遠でしょう。都会で過ごす1時間とここで過ごす時間とは質量が違うと思います。ですからここに来られる前に気持ちのチェンジをしていただき、存分に楽しんでいただきたいと思います。

今後のライフプラン

今後もずっと「焚火カフェ」を続けていくこと。見たいもの、行きたいところのために自分で時間を組み立てていけるようにしていきたいと思っています。僕は最近北欧に行くことが多いのですが、温暖化の影響も少なからず感じています。姿を変えないうちにグリーンランド、アイスランドに一度行って見たいなと思っています。もっと好奇心のおもむくままに極地などを訪れてみたいと思っています

残りの人生でなにを見て、次の世代になにを伝えるかということに時間を使っていきたい。これからを生きる子供たちのために、持続可能な環境づくりのためにはどうすればよいかを考えて時間を使っていきたいと思っています。

取材・藤原靖久(ワイズオフィス) 撮影・山本倫子

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