湘南ビーチFM DJ竹下由起 さん<神奈川県逗子市>
お仕事とはいえ圧巻の7000枚以上ものCDストック。
ご主人は精巧なプラモデルの収集家。このなんとも不思議なハーモニー。
逗子、葉山のコミュニティ放送でDJを勤める竹下さん。仕事柄番組の選曲やインターネットにこのアトリエは欠かせない。2階リビング以外では、こまごまとした作業やリラックスする場所
湘南・葉山から「海の音」をあのFENのように電波にのせて伝えたい、そんな音楽主義をコンセプトとした地元に愛されるコミュニティ放送局湘南ビーチFMで、開局から20年以上日曜日の午後に生放送を続けている竹下由紀さん。正真正銘の逗子生まれ、高校までは鵠沼の私立に通った湘南ガール(古い!)。小麦色の肌に整った真っ白の歯が、そのアイコニックを証明しています。
近年竹下さんは、横浜から実家のある逗子に戻ってきた。
ちょっと大人な街、 逗子には独特の個性を放っています。重いドアを開けば、広いエントランス。その向こうには竹下さんのアトリエ。ざっと換算しても7000枚以上のCDが両面の壁いっぱいに整列しています。しかも書店の文庫本のコーナーのようになんらかのカテゴリーで分類されているのです。ここで番組の選曲を練り上げたり、心地よい時間を過ごしているの、と竹下さん。そして、隣のお部屋はご主人のアトリエ。そこには戦闘機とスターウオーズのプラモデルがずらり。会社を経営され多忙なご主人にはあくまでも趣味の領域ですが、間違いなくそこは大人と少年が同居する[アトリエ]でした。
会社経営で日々忙しいご主人のリラックスタイムはこれらのプラモデル。とくに戦闘機やスターウオーズ関連がお好きのよう
廊下を挟んだ不思議な二つの世界。「彼の仕事の内容はくわしくは知らない」とはおっしゃるけれど、趣味のこと異なるお二人が心からリラックスできるのは2階のリビングスペース。ウッドデッキには竹下さんが強く希望した水回りを配置。小さなプールだったり冬には湯をはったり、いつも水を眺めていたいというオーダーだそう
たけしたゆき◎神奈川県逗子市生まれ。湘南学園、武蔵野音大ピアノ科を卒業後音楽関係に仕事を経て、木村太郎さんの逗子・葉山コミュニティ放送株式会社、湘南ビーチエフエムのスタート時から参加。担当の生放送「湘南ブリーズ」は20年以上続くプログラム(日曜日正午から18時まで)。最近の趣味はSUP。ご家族はご主人とふたり。