湘南といえば、神奈川県の海沿い、相模湾に面した東西に延びる地域で、眩しい太陽が降り注ぎ、海の恩恵をほしいままにするエリア。
温暖な気候と豊かな自然に恵まれたゴールデンベルト(黄金地帯)との呼び名もあるほどの憧れの土地ですね。
また海だけに限らず、森林や山に抱かれた特別な地域でもあります。
サーフィンやSUPなどのマリンスポーツの広がりで、湘南エリアに住みはじめた世代に続いて、日々の生活の中でオンとオフを切り替えることを夢見て、ここに移り住む人たちがあとを絶ちません。
移住というには、ちょっと大げさ?
そう、ここは通勤も子育てもしっかりできてしまう、家族みんなが幸せに暮らせる「プチ移住地」なんです。
<葉山町>
Iさんご家族の場合
山岳路や山野を駆けるトレイルランニングがおふたり共通の趣味の礒村さんご夫妻。
移住のきっかけは、「思い立ったらすぐに走れる裏山のある暮らしがしたかった」こと。そんな希望を叶えるために移住の条件を丁寧に整理してみると、湘南では山と海の両方がある葉山が最適の場所でした。
駅からもほどほどの距離で、津波への危険回避も想定してこの土地を取得されました。
遠くに水平線も見える坂道の途中、横張りの木を纏った住まいが磯村邸。
庭先には、たくさんのオーストラリア由来の花木が綺麗に植栽されています。
住まいは住む人の暮らし方を映し出すもの。
それまで暮らしていた川崎の2LDKマンションとは比べものにならないほどの大きな敷地、整えられたお庭。2台駐車できるカースペース。もちろん裏山は思い立ったらすぐにトレイルランニングできる尾根があります。
まだ小さな長男くんは、川崎の街からこの葉山に来て、なんて幸せなんだろう、と思います。
裸足で土の庭を走り回る。
大きな青空が日常にある。
これから何年か経つと、海に行ってマリンスポーツを楽しむのでしょうか。
あるいは両親がたどったようにトレイニランニングで三浦半島の尾根をかけているのでしょうか。
きっともう都会には戻れないはずです。
大人になると、ご両親から人生最高のプレゼントをいただいたことに感謝することでしょう。
湘南移住は、東京との関係性を断つ「移住ブーム」の半歩手前なんです。
ご主人は東京へ通勤しながら、子供たちは自然の中で育っていく「湘南プチ移住」。
ある地元不動産屋さんのお話では「湘南移住の理由は、子育てがご主人の通勤
を超えた」とお話しされるほど、子育てが最大のテーマに。
湘南移住、いかがですか?