
近年の猛暑に象徴されるように日本の自然環境の変化は顕著で、それにともない住まいのあり方にも「安全性、快適性」を重視する次世代のトレンドが生まれています。デザインだけでは語れない、住宅性能が家の資産価値を大きく変えていく新しいフェーズにシフトしているようです。

静かな住宅街でバス通りに面した敷地にO様邸はあります。シンメトリーな三角屋根、ネイビーと木目のコンビのファサードが道路側からはとても斬新で印象的。
注文住宅を建てるにあたってご家族が関心を持たれたのがW B工法の家でした。端的にいえばこの工法は、外壁と断熱材、内壁の間に空気層を設けることで通気性と調湿性を構築することができ、風土にあった暮らし方が実現できるというもの。まだ小さなお子さまがいらっしゃることで高気密、高断熱な住宅性能を備えつつ、真夏や真冬以外の中間期にはエアコンなどの住宅設備だけに頼りすぎない自然な暮らしがしたい。そんなお考えでW B工法を選択されました。
近年、国内の高性能住宅は気密性、断熱性能はかなり欧米の住宅レベルに近づいてきましたが、反面1年を通して湿度の高い日本では結露やカビに悩まされることもあり、季節によっては通気性や換気が必要となります。
また、地震の多い日本では耐震性は最重要課題です。気密と断熱性も必須でありながら、春や秋の中間季節にはできるだけ自然な風や太陽光の恩恵を得るパッシブな暮らしがしたい。その思いはキリガヤの「湘南らしい家づくり」とも共有できるものでした。
さて、アプローチを抜けO様邸内に。玄関スペースは土間と呼べるほどの広さを確保、そしてリビングとの境は目線を遮る程度の高さの造作リビングボードです。リビングとダイニング、キッチンが一体となっているのでエントランスから1階全体が壁のない大きな空間のように感じます。ご家族がどこにいても存在感、体温が感じられる空間です。



ご家族の居室は2階に集約しました。目を引くのは壁のボルダリングです。お子さまがこの新築の完成を待ち切れないほど楽しみにしていたアトラクションです。




安心できる構造体と快適を担保する高い断熱性能で、毎日家族みんなが健やかに過ごせること。そしてなにより、いまは子供たちが大きく育ち巣立っていくことを夢見ています。そんな施主様の思いがこの住まいにこめられているのかもしれません。
ネットで大注目の通気断熱WB工法とは?
通期断熱WB工法は外壁と断熱材の間に通気層を設けて外気の流れを促進し内部結露を抑制する工法です。断熱性能を維持しながら湿気や熱を外部に排出資質なにの快適性を向上させます。このため省エネ効果や耐久性の向上が期待できます。エアコンなどの頼らない自然な暮らしをお求めの方におすすめの工法です。詳しくはキリガヤのホームページをご覧ください。





■神奈川県藤沢市O様邸
DATA
敷地面積/108.52 ㎡(32.83坪)
延床面積/104.33 ㎡(31.56坪)
構造/木造2階建て(在来工法)
間取り/3LDK
設計・施工/株式会社キリガヤ
MATERIAL
屋根/ガルバリウム鋼板
外壁/金属製サイディング
床材/オーク
壁/左官仕上
天井/左官仕上










