横須賀市秋谷にあるmonochromeショールームを訪れて最初に目にしたのは、保育園を再生した建物。かつて園庭だった庭には無農薬野菜の畑があり、大きな木が木陰をつくる。今あるものの価値を受け継ぎながら、新しい役割を与える。その姿勢に、製品の思想が表れているように感じました。建物を長く使うことも、エネルギーを大切に使うことも、どちらも未来の建築には欠かせない。そんな気付きが頭をよぎりながら、見学が始まりました。
1.サステナブルな世界観

保育園を受け継いでオフィスに再生。
サステナブルな思想を体現した空間です。
2.景観を損なわない発電装置「Roof-1」

言われないと、屋根に太陽光パネルが載っているとは気付きません。
美しい景観を守りながら発電できるのがmonochromeの最大の特徴。
3. 進化する価格とデザイン

右がRoof-1 (black)、左が価格を抑えた新製品
Roof–1e。デザイン性は保ちながら採用し易く。
4.エネルギーを「見える化」する

見て楽しいUIで、発電効率がわかりやすく。
知的好奇心をそそり、未来の学びにも繋がりそう。
5.もはや発電は屋根だけじゃない

勾配屋根じゃ無いからって諦めていませんか?そんな時は、
外壁材一体型太陽光パネル「Wall-1」なら、日当たりの良い
外壁があれば発電できます。カバー工法や、パネル単位での
交換も可能。集合住宅や商業施設にも今後導入できそう。
6.作った電気を「ためて、使う」

自宅にあったら見せたくなっちゃう、TESLAの蓄電池!
スマホアプリと連動させて、発電状況を確認したり、
時間帯別に制御したり、電池の残量や使える時間を
確認したり、楽しく自分でコントロールできます。
見学を終えて感じたこと
建築設計は、目立つものをつくることだけが仕事ではありません。
光や風、空気の流れのように、本当に心地よいものほど目には見えず、普段は意識されないものです。
今回見学したmonochromeも、まさにそんな存在でした。
発電設備でありながら、建築や景観を邪魔しない。
電気をつくり、ためて、使う。その仕組みは静かに暮らしを支え、必要なときだけ私たちに姿を見せます。
暮らしを、少しだけ豊かにする建築をつくる。monochromeの見学を終えて、そんなことを改めて考えた一日でした。
【小川友紀プロフィール】1980年生まれ。アトリエ系設計事務所に勤務ののち、モヤデザイン一級建築士事務所を設立。住宅や店舗などの設計を手掛ける。2024年からは鎌倉coco-houseに参画し物件探しの段階から設計目線でアドバイスしつつ、不動産業の見習い中。ピラティスを続けていたら人生最高を記録し現在身長168cm。夫と子供の3人暮らし。実家は信州戸隠、海と山を行き来する生活が今はちょうどいい。








