ゆったりと形の良い敷地に、小山を背景にした落ち着いた佇まいは、二宮町の街並みと良く調和する家。いっぽうで室内はオール電化や床下エアコンなどの最新機能と、たっぷりの収納、使いやすい家事動線を備えた快適な住まいです
T様邸は、西湘・二宮の海と駅にも徒歩圏内のゆったりとした住宅街にあります。当初Tさんご主人は街中でも見た目のインパクトがある奇抜な住宅をと意欲満々だったようですが、(株)キリガヤとの打ち合わせを重ねるうちに企業ポリシーの一つである「街並みと調和する家」に気持ちが傾いていったそうです。
そう、奇抜な平屋から落ち着きのある、街並みに馴染んだ住まいを選択されたそうです。
たしかにファサードは落ち着いた佇まい。北側の小山を背景にした牧歌的な光景が、どこか懐かしさも与えてくれるようです。
さて、大谷石の表札壁、焼杉の目隠し壁の向こうにある玄関ドアを開くと、目に入ってくるのは飾り棚。それを透して窺える広い開放的なリビング。
このインパクトをそこなわないように家族の出入り口は、すぐ左隣の家族用の玄関&シューズクロークから。その先は、奥様が買い物から帰ればすぐにキッチンにたどり着ける主婦の動線。
玄関右側からはリビングと主寝室に通じ、こちらの動線はウォークインクローゼット、洗面所、バスルーム、さらに主婦に嬉しい洗濯ルーム(乾燥室を兼ねて)も。これ以上に主婦の生活動線を大切に考えた設計は見当たりません。
リビングの床材は、小さなお子様がいるご家族には、裸足で木の心地よさを感じられるパインの無垢材を採用。2階は将来のお子様用の2室だけで、日常生活は1階のほぼ平屋のような暮らしを楽しむことができます。
設備は床下エアコンやオール電化を導入した最新機能を備えて「1年中半袖半パンで暮らしたい」というご主人の願いを叶えています。
構造的には、SE構法を採用した高い耐震性能、大きな勾配天井もその恩恵にあるようです。
「街並みと調和する家」
取材当日はよく晴れて、秋の紅葉が色付きはじめ、建物と見事なハーモニーを演出していました。