大型の4輪駆動のSUVが納められる大きなインナーガレージをもつK邸。海に近いからこそレッドシダーの外壁はファサード、性能ともに最もふさわしい素材だろう
茅ケ崎市の東海道線よりも北側、海からはちょっと離れた場所から、逗子海岸のそばに移住されたK様ファミリー。マリンスポーツを趣味にするご主人と海遊びが好きなお子様にも大満足の環境です。
神奈川県逗子市K邸
取材・文◎ 藤原靖久
撮 影◎ 大越邦生
海のそばで暮らすなら、どんな家を建てたいですか?
さて、海のそばで暮らす上で、塩害に強い素材は「木」だといわれていますが、木は海からの潮風と強い光にも強く、劣化することなく経年変化を楽しむことができるからですが、昨年春に逗子海岸のそばに引っ越してこられたK様は、迷うことなく木の家を選択されました。しかもシャープなイメージのレッドシダー縦張りを選択されました。
設計のご要望は、リビングをできるだけ大きく、塩害からクルマを守るためのインナーガレージを採用することだったそう。引き戸の玄関扉を開けると、1階はガレージとご主人の遊びスペースと居室。
2階のリビングがご家族生活の中心で、大きな勾配天井と木の香り、そして射しこむ太陽光は、まさに湘南の海のそばの暮らしそのものです。
屋上バルコニーからは間近に逗子湾を望むことができる素晴らしい環境。こうして各所を拝見してみると、K様が海のそばの生活をかなり入念に研究されていた様子がうかがえます。塩害を考慮した「木」の採用、インナーガレージ、バスルームへの外階段など。
逗子の海のそばでご希望通りの住まいを手に入れて毎日がとても充実しているご様子。なんといってもお子様の笑顔がすべてを物語っています。
のフルスペック仕様。この大空間に勝る開放感はない
この勾配天井はバウムスタンフの真骨頂。天井の米杉も美しい。 海まで1分。逗子に引越しして来てからは海遊びが楽しいそうだ
マリンスポーツを楽しむご主人、海遊びの子供達も外階段でバスルームに直行できるのだ ご家族揃ってリビング&ダイニングで過ごす。とてものびのびと余裕のある空間です
バルコニーからは逗子湾を望める。茅ヶ崎市北部から引っ越してきた理由がここにあるのです キッチンは奥様のこだわりがいっぱい。使いやすさも十分検討された大きなキッチントップとシックなタイル、素敵なキッチン
【住宅DATA】 逗子市 K邸
敷地面積 / 141.14㎡
延床面積 / 147.36㎡
1階 / 75.44㎡
2階 / 66.26㎡
構造 / 木造2階建て 3LDK
設計・施工 / 株式会社バウムスタンフ
家族構成 / 4人(子ども2人)
<取材協力>
株式会社バウムスタンフ
〒251-0047 神奈川県藤沢市辻堂5丁目4番11-C号
TEL: 0466-34-0030 FAX: 0466-34-0031
URL: http://www.baumstumpf.com/
e-mail : baum@baumstumpf.com