建物はおよそ27坪。それに駐車スペースと大きなウッドデッキ、ラナイを備え、平屋で完成した
M邸。千葉一宮町ならではのダイナミック・サーファーズハウス
価格的には広大な敷地が確保できる千葉県一宮サーフタウン。
ウッドデッキとカバードポーチがお約束のサーファーズハウスが大人気。
有利な条件を活用して平屋という選択はいかがでしょうか？
千葉県一宮町M邸
撮影◎ 伊藤真司
たくさんの仲間が揃えばリビングからウッドデッキを解放してパーティーができる。
写真奥は完成後にデッキに合わせて同じ素材で作った納戸
2020年の東京五輪のサーフィン競技の会場に決定した長生郡一宮町は、いわずと知れた日本有数のサーフスポットがあります。その素晴らしい波質は多くのサーファーを寄せ付けて、いつの間にか大きなサーフタウンとなっていて、立ち並ぶサーフショップと多くの移住サーファーが活気ある町を作り出しています。
東の大磯といわれるほど歴史ある街並みに、近年続々と素敵なサーファーズハウスを建てるムーブメントもあります。アメリカンスタイルのサイディンの外壁に大きなカバードポーチ（ハワイ風ならラナイ）、そして広いウッドデッキがマストです。
なかでもちょっとしたおしゃれ感があるのが「平屋スタイル」。暮らし方をミニマムに考えれば、1階のフロアで十分な生活スペースが生まれるということ。日常生活者の方はもちろん、お子様のいないご家庭や、ウイークエンドハウスとして都会のマンションとデュアルライフを楽しむ方にも好評な仕様なのかもしれません。
大きなカバードポーチ（ラナイ）は雨に濡れないいい空間。 夏の夕方はご夫婦でビール片手に庭先の緑を楽しむそうだ
都会生活から思い切って一宮移住を実行したM様ご夫妻は、迷わず平屋を選択。「平屋は二人の存在感が近い」というメリットも感じていらっしゃるようです。
立ち並ぶ住宅の中で、ちょっと屋根の低いお家。「帰り道、家が見えてくると、帰ってくるのが楽しくなるんです」大満足なライフスタイルですね。
新婚のお二人には、「平屋はふたりの存在が近くなる」そうです。 ツーバイフォー工法ならではの大きな空間を作り出しているリビング。
シェルタイプの手洗いボールも可愛いらしいトイレ 植物で目隠しを施し、夜にはライティングで入浴が楽しめるコートテラスを設置した
バスルーム
タイルも手作り感があって楽しいと
おっしゃるキッチン奥様がこだわって造作してもらったのは、
パウダールームのコスメコーナー棚のニッチ
白が中心の室内から一転して寝室はブランを中心としてシックで落ち着いた空間に 施主のM様はサーフィン好きが高じて一宮移住を決断。「帰ってくるのが楽しみ」な
理想的な家になったとご満悦です
【住宅DATA】
敷地面積 ／ 239㎡（79坪）
延床面積 ／ 90.05㎡（27.24坪）
構造 ／ 木造ツーバイフォー 工法 平屋
設計・施工 ／ 有限会社 つるおか工務店
＜取材協力＞
有限会社つるおか工務店
TEL:0470-68-4848 FAX:0470-68-5499
http://www.daiku.co.jp/
