憧れはあってもなかなか移住する勇気が持てないそんな皆さまへ。ここ千葉フォルニアの良さをたっぷりお伝えしていきます。
都会からの移住で唯一の嫌なこと
去年の12月に都内から移住し8ヶ月が経った。この地で過ごす初めての夏だ。移住してから、あ〜やっぱり都会のが良かったとは全く思わない。
相変わらずワクワク感は今でも続いている。だが唯一嫌だな。。。と思うことがある。もちろん田舎なので、虫は多いだろうと思っていたが、その中で私が苦手とするのが蛙である。周りの人は小さくて可愛いと口を揃えていうが、私はなかなか可愛いとは思えない。窓を開けた瞬間に頭に乗ってきたときはさすがに悲鳴をあげた。
国によっては蛙は神聖な生き物。神様の化身だと思い、今は家を守ってくれていると思うように努力している 笑。
海沿い住居ならではの夏の大イベント
先日一宮海岸で花火が行われた。庭から見れるか見れないか定かではなかったが、友達何人かに声をかけて花火鑑賞をすることに。見れなかったら歩いて見れる場所に行こうと伝えていた。
実際花火が始まると、テラス席から目の前に大きな花火を見ることができた。大迫力の花火だ!感動で涙が出そうになった。テラス席に作ったテーブルからばっちりと見えたのだ。会場での花火も良いが、自宅で花火鑑賞ができるなんて一番の贅沢だと思う。
トイレも気にせず冷え冷えのお酒を飲めちゃうんだから。年齢を重ねるうちに花火大会と聞くと敬遠していたところがある。電車、人混み、トイレなど考えると億劫になるからである。
海沿いで家を建てる際はぜひ、花火が見える場所かを確認することをお勧めする。
田舎暮らしの近所付き合いって
この付近は週末だけ別荘として利用している人と住んでいる人が半々ぐらいの割合だ。年配の方が多いが、最近は都内から家を建て移住してくる人も多い。私の家の隣も40代の男性が都内からお一人で移住してきた。
また道を跨いだ向かいの家も別荘として建築が始まる。この一帯はバブル時代に別荘地として平屋物件が売り出され高級別荘地だったらしい。なので、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんというよりも、洗練された穏やかな雰囲気の方が多い。
そして引っ越してきて、良かったことの一つがこのご近所さんたちとのお付き合いだ。何が嬉しいって採れたての野菜をいただけること。都会じゃまずありえない。しかも採れたての新鮮な野菜ばかりだから味も美味しい。
先日は大量の蛤をいただいた。たまたま同じ日に蛤、ニンニク、野菜を3人の方からいただき、全ていただいたもので夕食を作ったのだ。夫婦で食事をしているときに、もちろん味は美味しいのだが、それ以上のものを味わっていたのだ。食事をしながら、「なんか、本当に嬉しいね。良かったね。あったかいね。」と人の優しさと愛情を感じながら幸せな気分でいっぱいになった。
いただいてばかりではと思い、我が家でも家庭菜園をはじめたものの、育つものは育つし、虫に食われて穴だらけになったり、その中でも良い感じで育っているのがズッキーニ。ご近所さんにお裾分けしたら、ズッキーニ育てるなんてすごいね!となぜか絶賛 w。話によるとズッキーニは難しいらしく、たまたまうちの土壌と場所が良かったのか、特に何の手入れもせず勝手に育ってくれたのだ。
都会暮らしで敬遠しがちな、一見面倒くさそうなご近所付き合い。面倒臭いどころか、最高にあったかい人と人との交流が取れる素敵な関係性。それは私にとって移住してきて良かったなと思える一つなのだ。
大反対だったガーデニング
移住して少し落ち着き出した頃に玄関や中庭に様々な植栽を植えた。私は最初、主人に植物を植えることを反対していたのだ。なぜなら、植えた後は手入れなどしないで枯らしてしまうのではという不安があったからだ。
夫婦共に都会暮らしが長く、ガーデニングはやったことがない。しかも、初めて主人の家に行ったときに、プランターの植物が枯れたまま置かれていたのを見ていたから尚更だ。話し合いの末、主人の強い要望から、本格的に木々を植えてガーデンを作ることになった。
今では小さかった木もぐんぐん成長し、3倍くらいの大きさになっているものもある。緑鮮やかなガーデンになってきたのだ。そう、主人は有言実行しているのである。毎日の水やり、雑草抜き、私ももちろん手伝っているが、主人の思い入れは予想以上に強かった! というかガーデニングにハマているのである。朝起きるのが苦手だった主人は、こちらに越してきてから朝型になり、ベッドから出るとそのまま庭へ直行する。毎日違う顔を見せてくれる植栽を見るのが楽しみでしょうがないらしい。
夢を夢で終わらせてはいけない
移住する前はご近所さん付き合い、ガーデニング、花火、など何も考えてなかったし、楽しみでもなかったのだ。私たちが楽しいと思っていることは全て移住してから分かったことなのだ。
都会から田舎に移住する前には不安はつきものだ。もちろん住んでいれば多少の嫌なこともあるだろう。でもそれも経験である。だが実際に嫌なことよりも、良いことの方が圧倒的に多いのが事実だ。
あれこれ考えるよりも、住みたいと思うなら思い切って住むことをお勧めする。人生はあっという間。海ぞいの暮らしに憧れを持ったまま老後の病気のことを考えて、近くに病院がある街に住むのか、自然の中で気持ちいい毎日を過ごすのかはあなた次第である。
夢を夢で終わらせてはいけない、年齢のせいにしてはいけない、自然の中で暮らすという選択をすることで、あなたの第二の人生が始まるのだ。
心もオープンマインドになれる千葉フォルニアライフを私は皆さんにお勧めしたい。
MAKOプロフィール
Fine編集部に入社し、ファッション、サーフィン、表紙など担当する。30歳でギャルのお姉さん雑誌BLENDAを編集長として創刊。その後、エイジレスマガジンGLITTERを編集長として創刊させ20万部以上を売り上げカリスマ編集長として話題に。40代で大手アパレル会社の社長顧問やPRなどを経験し、現在はフリーランスとしてライター、書道アーティスト、魅力デザインコーチ、スピリチュアルリストとして幅広く活躍中。
海辺の暮らしをお伝えするYOUTUBE→Seaside livingもスタート❣️