“テレワークの生活は家と周辺環境が大切です”
ビジネスマンたちは自宅テレワークによる仕事の変化により、ビジネスマンたちは日常生活の豊かさと自由さを求め、都会から解放されています。
鎌倉〜海と緑のある自然に囲まれた新しい生活は、せわしない都会生活とは180度違った様相で新しい人たちを迎え入れています。
街に活気が生まれ、経済が再起動されて、人々は夢と希望にあふれています。
あなたにはどんな暮らし方がフィットしますか?
撮影◎山本倫子 取材・構成◎藤原靖久 取材協力◎スターホーム(株)
世界中の経済や暮らしのあり方を根本から変えてしまったコロナパンデミック。2年間の失われた時間もさすがにその収束が見えてきた今日この頃ですが
ビジネスマンにとってテレワークは通常の就業形態となって、覚悟を決めた都会のビジネスマンの移住はブームではなく定着したというのが正確かもしれません。
このように移住が進むことともにDIYや家電など住生活への関心が高まるなど、その影響は多岐にわたっています。新規の注文住宅では、いまではほとんどのケースでテレワークのためのスモールオフィスが設置されまでになりました。
海外勤務だったHさんおふたりがシンガポールから帰国されたのはパンデミックの只中。帰国後、都内勤務のため賃貸マンションを契約する予定を「なんだかテンションが上がらず」思いとどまり、急遽キャンセルして移住を決意したそうです。
「会社に通わないということは家にいる時間と周りの環境が大事だなと思っていました。犬も飼いたかったし、仕事もリモートワークになったことで住まいを鎌倉に決めました」
ご主人の実家が鎌倉ということもあって、まずは賃貸の戸建住宅を借りることに。
海に向かって扇のように広がる地形の鎌倉は、少し歩けば海があり、緑も多い生活環境。多くの都会人が憧れる住環境があります。
「鎌倉に住みはじめると時間の流れや人の穏やかさが最高ですっかり馴染んでしまいました」
こうして新たな家づくり=注文住宅へとステップアップすることになったのです。
そのHさんご夫妻の新居は鎌倉の中心的な住宅街にあります。大きな敷地を開発したためか周囲の住宅も真新しく次世代の鎌倉を感じます。なかでも若いお二人のH邸はひときわモダンでそのセンスの良さが伝わってきます。
エントランスは愛犬クマのための人工芝の遊び場を兼ねています。扉を開けば大きな土間スペースにご主人のワークスペースと奥様が趣味とされているダンスのためのスタジオのようなフリーゾーン。注文住宅ならではの自由な設計に興味津々のまま上階へ。
2階はキッチン、ダイニング、リビングさらにはウッドデッキまで一体となって開放感ある設計に。1階と2階のテイストの違いは日常生活に快適なリズムが生まれそうです。大切なテレワークのためのワークスペースは、1階にご主人、2階リビングの一角に奥様分と二人分をしっかりと確保して仕事に専念できます。
「朝、余裕があればクマの散歩に出て朝ごはんをとって家の中のそれぞれの場所でそれぞれ仕事を開始します。この家ができてから家が快適なので、お昼ご飯も家でとるようになりました」
リモートワークが主流となるこれからの時代、移住地と家づくりはさらに大切な要素となってくる。どこに住むか、どんなに快適な住環境をつくり出すか。
仕事のためのスペースに不自由はないか、など。
これからの住まいは、自由と自己管理が求められていきますが、これから湘南移住を考える方に一言
「とにかく家づくりを楽しむことをお勧めします」
アフターコロナの新しい生活、考えれば考えるほど、ワクワクしませんか?