
東京から車でおよそ1時間半。海と自然に囲まれた暮らしが実感できる環境は、つねに移住人気ランキングの上位にあるいすみ市。たとえば金曜日の夜に出発すれば遅めのディナーでワインを楽しめます。春のウグイス、夏のセミ、秋には虫の声、、、都会でのハードワークを癒す豊かな暮らしには、平屋がおすすめだそうです。



連続したカーブで稲穂が実る田んぼを縫うように長い1本道を抜けると、広い敷地に白いラップサイディングの外壁の平屋が飛び込んできました。隣家との境界線のない敷地は丁寧に手入れされた芝生と素敵な植栽が迎えてくれます。
現在墨田区に住むY様ご夫婦が、この住まいに引っ越しを完了したのは2022年の夏、ちょうどコロナが収束に向かう頃でした。東京都内でそれぞれが仕事を持つご夫婦は、平日は仕事のスピードやストレスを抱えることもあって、リフレッシュすることができるウイークエンドハウスを計画していました。
タイミングよく土地を取得し家づくりとなる段階で、奥様は「いすみで豊かな暮らしをするのなら平屋しかない!」と、2階建も考えていたというご主人の意見を即却下しました、と笑います。

家づくりを担当したのは、地元いすみ市を中心とした高性能住宅「TOKO BASE」をプロデュースするトコロ建業。自然に囲まれた良質な環境も、時には湿気の多さや室内外の気温差に悩まされることも多く、夏涼しくて冬は暖かい高機能住宅は断熱性能、気密性、換気機能が重要と早くから全社的をあげて取り組んできました。
「週末に戻ってくるたびに感じるのは家の中の埃が少ないことに驚きます。気密、換気能力が高いことの証明です」とご主人。庭に面したサッシはどっしりとした重さでしっかり外気を遮断していることがわかります。平屋にしたことで高い天井を得ることができ、その開放感は週末の貴重なひとときをさらに開放してくれそうです。
高い天井から生まれる大空間の中心に大きなキッチン、広いリビングダイニング。寝室とゲストルームというミニマムな暮らしは羨ましい限り。毎週末欠かさず戻ってくるのは、快適なこの家のおかげなのでしょう。
田舎暮らしで人気だったいすみ市も、となりの一宮町が東京五輪パラリンピックでサーフィン会場となったことでさらに人気が高まっているそう。古民家や日本らしさあふれた環境は外国人の方にもフィットしたようで移住者もふえているそう。「散歩の途中、こちらがハローってあいさつを送ると『こんにちは』と返ってきます」と笑います。
「暑かった夏もいすみは風が冷たくて心地いいです。春にはウグイス。夏のセミ、秋には虫の声、四季うつりかわりを五感で感じることができますよ」
平日は職場に近い皇居周辺を走るマラソンが趣味のご主人、いすみに帰ってくると海まで走るのが楽しみだそう。そんなご主人を暖かく見守る奥様は平日のストレスをきれいに洗い流す。
楽しい会話時間が多いご夫婦。今週も良いウイークエンドをどうぞ。


DATA
千葉県いすみ市Y様邸
■敷地面積/119.68㎡(36.20坪)
延床面積/94.91㎡(28.71坪)
用途地域/第一種低層住居専用地域
構造/木造平屋
間取り/2LDK
設計・施工/有限会社トコロ建業
家族構成/2人
■高機能住宅
気密C値0.1 断熱Ua値0.41
耐震等級3 認定長期優良住宅


■MATERIAL
◎外部仕上げ
屋根/ガルバリュウム鋼板
外壁/ラップサイディング
◎内部仕上げ
床材/無垢オークフローリング
壁/ビニールクロス


<取材協力>

木組み、人組み、こころ組み
有限会社 トコロ建業 [TOKO BASE]
〒299-4506 千葉県いすみ市岬町市野々847-1
TEL: 0470-87-4628







