ワクワクする妄想を描かせる家の間取り図
バイザシーを手にとる皆さんは都会暮らしの方が多いのではないかと思う。私は東京で約50年間過ごしてきた。移住する直前まで、「田舎で暮らしたい!」なんて思いはまったくなかった。通勤に時間がかかることや間違いなく不便だろうと決めつけていたからだ。
とはいえ、元々建築やインテリアには興味があった。海外のリビング雑誌を購入しスクラップしたりピンタレストでカテゴリーに分けて妄想しよく楽しんでいた。編集者時代は海外セレブの家やライフスタイルの取材などすることが多く、自分もいつかは理想とする家に住めたらいいな、なんて思ってはいたが、まさか夢が現実になるとは思ってもみなかった。
私が幼少育ったのは東京の文京区。清楚な住宅街にある一軒家だった。小学校2年生の時に家を建て替えることになり、建築家の方がつくった小さな家の模型と間取り図を初めて見た時のワクワク感は今でも忘れられない。
絨毯やクロスなどの様々なカタログがあり、暇さえあれば10cm正方形に貼られている絨毯を手で触ったり飽きもせず楽しんでいた。そして実際に去年、自分たちの家の設計図を初めて見たときに、あの幼少時代以来に感じたワクワク感を何十年ぶりかに味わったのだ。
レイライン上にある強力なパワースポット
私は家で過ごすことが大好きだ。自分たちで決めたインテリアの中で生活するのは、素晴らしく快適。住まいも大事だがそれにも増して重要なのは土地だ。仮にこの家が都内だったら気持ちよさは半減するだろう。
リビングの窓から見える青空、天窓からはお月様、テラスから見えるサンセットやプラネタリウムみたいな星たち。車の騒音もなく人の話し声もしない、聞こえてくるのは小鳥の囀りや風の音、まるでヒーリングミュージックをかけている癒しの音。近くには海もあり自然をたっぷりと堪能できる。
少々スピリチュアル系の話になるが、この辺一体の磁場のエネルギーが素晴らしい。来客者は口を揃えて「なんかめちゃめちゃ気がいい!」というのだ。先日我が家でアメリカのCM撮影が行われたのだが、ディレクターのカレ(スピ好きのアメリカ人)が、素晴らしいエネルギーを感じると絶賛し、ここに僕も住みたいなどと何度も口にしていた。
なんとなく気になり調べてみると、この場所はレイライン上にあることがわかった。レイラインとは、地球のパワフルなエネルギーが流れる道筋で「地脈」「龍脈」とも呼ばれている。このご来光の道の最東端に鎮座するのがここ上総国一宮にある玉前神社(たまさきじんじゃ)。日が昇る太平洋側に面した玉前神社(千葉)から、日が沈む日本海を目前に望む出雲大社(島根)を結ぶ700km以上にも及ぶレイライン。春分と秋分の日に太陽の通り道となることから「御来光の道」と言われ、現在も強力なパワースポットとして知られている。我が家に限らず自然の近くには、こういった素晴らしいエネルギーが流れている場所がたくさんある。家も大事だが、それ以上に土地探しも気の良い場所を選ぶことをおすすめする。
MAKOプロフィール
雑誌Fine、BLENDA創刊、GLITTER創刊、数々の人気雑誌を創刊させる凄腕編集長。現在はフリーランスとしてライターして活動しながら、書道アーティスト、フラワーアーティスト、スピリチュアルカウンセラーとして幅広く活躍中。2022年12月に家族で千葉一宮に移住。★ドライフラワーhttps://www.instagram.com/tamayorihime88/ ★書道アートhttps://makoryu.base.shop/ ★スピリチュアルhttps://www.instagram.com/mako_ryujo88/