1階に個室と水廻りを配置し、2階は勾配天井を生かしてできるだけ広いワンルームにしましたと設計されています。
キッチンから見渡せるリビングとダイニング、その向こう側にバルコニー。
空だけを切り取った高窓など視線の流れの中で広がりが感じられますね。
湘南の北米スタイルの象徴的な外壁となったバウムスタンフの家。
このO邸は竣工から3年の年月が流れてこのような色合いに変化していました。
乾いた海沿いの風で年月を重ねてきたレッドシダー(米杉)の趣の深さが目で確かめることができます。
延べ床面積が30坪に満たないにもかかわらず、玄関周りのこのゆとりは、
木目と白い壁。
いさぎよくシンプルで各居室を最小限にした成果でもあります。