『カリフォルニア・サンフランシスコの北にあるシーランチの外部に米杉を貼って経年変化した家の写真(雑誌GA)を見せてもらったんです。なんと120年くらいの歴史があって何のメンテナンスも無くいい風合いを出している写真でした。それを見た時にまさに湘南の家ってこれなんだ、と思いました。』
そう語るのは、藤沢市のビルダー、バウムスタンフ代表、鶴田幸夫さん。
つづけて、
『木というのは人が住まう中で一番身近かなものなのだと思います。赤ちゃんがどんどん大きくなっていくように、木もそこに住まう人の成長に合わせて経年変化していく。家族にとって愛着のあるものだと思います。わが社もそれを目指して家を造ってきていますから、心から木の家をお勧めしています。』
一般的には木の家というのは、多少の誤解もある。燃えやすいとか古くさいとか。
『そうですね。木については一生懸命説明をさせていただききますが、その先はお客様のセンスです。そんなセンスをお持ちの方の絶対数では、湘南地域は圧倒的に多いと思います。私たちは高い品質を維持しながら企業努力の末リーズナブルな価格であたらしい価値を作り出していきます。米杉の家の良さ、そのコア(芯)となる部分はどんなに時代が新しくなっても変わることはありません。』
米杉=ウエスタンレッドシダー。
なかでも厳しい太陽光と海からの潮風、あるときは強風さえみまわれる湘南地区では
奇跡的な住宅資材だろう、と思う。
時代とともに変化する多様なニーズに応じて
「米杉のNEWスタンダード」がいま作られようとしている。