「すてきな住まいで充実した暮らしを」そんな大きな夢をお持ちのご家族と、住宅メーカーやハウスビルダーをつなぐ夢のマッチングサービス、「バイザシー ビルダーズクラブ」

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9   千葉県いすみ市・佐藤裕一、智波様(藤沢市から移住)

辻堂周辺はいまや首都圏でも屈指の「海が似合うオシャレな街」。駅直結のSCには休日には交通渋滞が発生するほどの人気です。

佐藤さんご夫婦はアウトドアが大好きで、各地にキャンプに行ったり、千葉・館山の友人宅に遊びに行くことも頻繁で、しだいにおふたりはカントリーライフの魅力にとりつかれていったようです。

そんな中で知ったことは、千葉県の土地の相場が想像以上に安いこと。

自宅に伺うといろんな場所で、ご主人自作のDIYが眼に入る。ベッドルームの木製内窓、キッチンのつり棚、直近では敷地奥にスケールの大きい倉庫を建設中。移住してから近所の製材所に通ってテクニックを吸収したほどの入れ込みよう。

プロのパン製造技術を持った奥様は、自宅でPADDY FIELDという名前のパン屋さんをオープンさせる。まもなく釜も設置されるそうだ。そんなエネルギッシュなおふたりを制御するものはなにもない。たとえ片道3時間の通勤時間を犠牲にしても。

外房でも移住増加が顕著な一宮町は日本でも有数のサーフタウン。地元のサーファーたちが長年夢見てきたその賑わいは、若者たちがその中心ですでに日常的で都会的でもあります。おふたりがあえて一宮町ではなく、隣町のいすみ市を選んだ理由がそこにありました。もっと静かに、自然に囲まれてゆったりと暮らしたい。そんなお気持ちを抱えていたのでした。

「目の前の田んぼは、田植えの頃の池のような表面が、稲が育って緑の絨毯のようになり、秋には黄金色に変わっていくんです」

自然に中で暮らす人にしかわからない、季節の変化を奥様はこう話す。

房総千葉は、決してオシャレの最先端の街ではない。海と山に恵まれた大自然こそが宝物。自分の人生は自分でつくる、そんな力強さが佐藤さんご夫婦にはあるのです。
取材協力:有限会社つるおか工務店