高騰する東京の住宅・不動産事情を横目に千葉房総エリアには活気がある。
いまだにサーファー移住組も安定した増加を示しているけど東京、神奈川などの首都圏と房総半島を横断するルートもますます充実して、いまではシニア層の移住が加速しています。
住宅環境の良さ、雄大な自然とおいしい食べ物。魅力いっぱいの千葉房総スローライフ、都心に近い「田舎暮らし」。今回も素敵なご家族の住まいをご紹介しましょう。
千葉県一宮町は若い周辺の街に比べるとサーファーファミリーがとても多い。日本でも有数のサーフィンに適した波があるメッカであることや、サーフボード工場やサーフショップ、カフェ、レストラン、ビラなどの宿泊施設が急増したことも湘南に匹敵するサーフタウンとして確立された要因のようです。
やはり東京からのアクセスが良いこと(一宮駅は東京駅からおよそ1時間の通勤圏)、神奈川県からはアクアラインなどの道路事情がうまく機能しています。
若い世代なら子育て環境がとてもいいこと、さらに土地価格がリーズナブルであることから広い土地に大きな住宅が持てることも魅力です。
一宮の住宅エリアにあるTさんファミリー。およそ90坪もある敷地に大きな住宅がダイナミックにたたずんでいます。プランと施工を担当したのは輸入住宅40年の老舗「つるおか工務店」。
リビング&ダイニングキッチンは1階のフロアのほとんどを占有したことで生まれた大空間。そこはまるでアメリカの住宅のよう。リビングにつづくウッドデッキも広く、この家のホームパーティーは何人参加できるのだろうかと、思う。自然豊かな外房ではセカンドリビングとしての役割は大きい。
横浜で育った奥様は「夜が静かで、海の音や風の音が聞こえてきます。もう町の生活には戻れない。こどもたちにも田舎っぽい遊びをやってほしいと思います」と房総生活を賞賛されています。