【明治15年創業の材木屋がはじめた家づくり】
キリガヤは、「桐ケ谷材木店」として明治15年に創業しました。材木店を営んできた長い歴史の中で、木の良さを学んできました。この木の良さを是非活かしてもらいたいという思いから、「無垢の木を活かした家づくりをしてほしい」と工務店さんたちに提案し続けてきました。
ところが、当時は「無垢の木は値段が高い」「加工が難しい」「反り・狂いが起こるとクレームにつながる」などさまざまな理由から、なかなか受け入れて貰うことができませんでした。
工業製品の合板にも優れたものはありますが、無垢の木の心地良さには勝てません。商品として合板を取り扱っていたからこそ、無垢と合板の違いを感じていました。無垢の木の心地良さをもっと訴えかけたかったのです。
そのためには、無垢の良さを体現する家を自ら建てていくしかありません。
「規格化された家ではなく、木の温かみを内側からも外側からも感じられる家づくりがしたい」材木屋である弊社はこうして、家づくりに取組み始めました。
【湘南という地で心地よく暮らす】
湘南は、海・山・歴史など、多くの魅力がある場所です。鎌倉から逗子、葉山、三浦半島へと続く山々や、逗子、葉山マリーナや江の島を代表とする海など、
自然に恵まれた地であり、先人が愛した地です。明治の文学者、徳冨蘆花が住居を構え「不如帰」で有名になった逗子。御用邸が完成してから別荘地として人気を集めている葉山。気候が温和で風光明媚な湘南を象徴する歴史の一つです。
わたしたちは、街並みと調和し、心地よく暮らせる家づくりを目指しています。先人の思いを受け継ぎ、都市と自然との調和、家族の生活スタイルが文化となり受け継がれていく暮らし。この湘南にはそんな木の家がふさわしいと考えています。湘南を身近に感じていただくためのご提案を心がけています。