鎌倉市N邸
3社コンペでわたしたちの新居が完成しました!
ふたりのお子様もそれぞれ独立されて、ご夫婦の新しい生活を楽しむために東京からのプチ移住で、
神奈川県鎌倉市に新居を予定していた読者のNさんご家族。
本誌主催の「トリプルコンペ」に工務店探しを依頼され、
本誌がご紹介した数々のハウスビルダーの中でも気になる3社でコンペを開催。
ご希望のデザイン性が決め手となって「神崎家匠部(横浜市中区)」に設計施工を委託することに。
コンペ開始からおよそ1年あまり、2016年暮れにようやくお引っ越しを完了しました。
当時東京目黒区にお住まいだったNさん。
お子様の独立を機にご夫婦お二人の新しい人生を描くため、新天地をお探しでした。
「都心を離れ、海の近くに住もうという『なんとなく』気分で」鎌倉方面を探索していた頃、
海沿いの高台の街の土地と出会いました。土地探しと並行して工務店探しもスタート。
ご夫婦の共通の趣味は旅行。
とくに一年に一回はヨーロッパへ渡航して車で各地をドライブするほど。
とくにイタリアの街並みがお好きで、新しい住まいもそんな生活をイメージされていました。
そこで神崎家匠部は、イタリアを中心にヨーロッパの住宅事情や意匠に精通された建築家太田充美を設計に採用。
3社によるプレゼンテーションでは、外観のデザインがNさんのイメージを具現化したのでした。
今回完成した外観は当初のスケッチとほぼ変わらず、ほんのわずか角度をつけた屋根のラインが特徴的で、
面積の大きいタイルを前面にイタリアの家屋でよく用いられる色彩の外壁と相まって、
素朴なイタリアがぽっかりと浮かんでくるようです。
室内の特徴は広いエントランスと大きな吹き抜けとリビング。
そしてつねに自然素材を採用する「神崎」らしく、無垢材や珪藻土、自然系クロス、
アイアンなどを用いて健康志向の住まいとなりました。
やはり塩害や強い光や風に影響される湘南鎌倉では、
自然素材がもっともふさわしい素材といえるでしょう。
<読者N様のご感想>
『最終的には、自分が希望する間取り、外観での仕上げに
近いものができたのは、よかったと思います。
一般の大住宅メーカーだと、なかなかできなかったのでは?と思う次第です。
また、地場の建設業者ということで、信用第一で行っていただいたことや、
相談が気軽にできたこと、また、アフターサービスなど安心できるところでしょうか?
住宅雑誌主催の企画ということで、「誌面に掲載される」「おおくの潜在顧客が見る」わけですから、
施工側も自社PRにならないような家は作らないはず、という安心感と期待感はありましたね。
加えて、竣工した家をプロに撮影していただいて誌面を飾れることは、家を建てるという一大プロジェクト
の締めくくりとしてはいい記念になるかと思います。』
(この記事は、本誌2017年VOL.3より抜粋しました)